2026.10.26
歯がしみるのは歯周病が原因?考えられる理由や対処法を解説
歯がしみると、「むし歯かもしれない」と考える方もいるでしょう。しかし、歯がしみる原因はむし歯だけではありません。知覚過敏や歯のひび割れ、歯ぐきが下がって歯の根元が露出していることなど、さまざまな原因が考えられます。歯周病によって歯ぐきが下がり、しみる症状につながる場合もありますが、症状だけで原因を判断することはできません。今回は、歯がしみる症状と歯周病の関係、考えられる原因や対処法、予防のポイントについて、渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックが解説します。
1. 歯がしみるのは歯周病が原因?
歯がしみる原因はさまざまで、必ずしも歯周病が原因とは限りません。ただし、歯周病によって歯ぐきが下がると、歯の根元が露出して冷たい物などの刺激を感じやすくなる場合があります。ここでは、歯周病によって歯がしみる仕組みと、ほかに考えられる原因を解説します。①歯周病によって歯ぐきが下がることがある
歯周病が進行すると、歯を支える骨などの組織が破壊され、歯ぐきが下がることがあります。その結果、本来は歯ぐきに覆われている歯の根元が露出し、冷たい飲み物や歯ブラシなどの刺激でしみることがあります。②歯の根元が露出すると知覚過敏につながることがある
歯の根元には「象牙質」と呼ばれる部分があります。象牙質は、歯の表面を覆うエナメル質とは異なり、外部からの刺激が伝わりやすい組織です。象牙質が露出すると、冷たいものなどの刺激が歯の内部に伝わりやすくなり、知覚過敏によるしみる症状が現れることがあります。なお、歯ぐきが下がる原因には、歯周病のほか、強い力での歯みがきなどもあります。③むし歯や歯のひび割れなども原因になる
歯がしみる症状は、むし歯や歯のひび割れ、歯ぎしり、強いブラッシング圧などによっても起こることがあります。症状だけでは原因を特定することが難しいため、しみる状態が続く場合はや症状が強くなっている場合は歯科医院で確認してもらいましょう。歯周病は、歯がしみる原因の一つとして考えられますが、ほかにもさまざまな原因があります。まずは原因を確認し、状態に合った治療やケアを受けることが大切です。
2. 歯がしみるときの対処法
歯がしみる場合は、原因によって必要な対処が異なります。歯周病や知覚過敏、むし歯など、それぞれに適した治療が必要になるため、症状が続く場合は歯医者に相談しましょう。①原因に応じた治療を受ける
歯周病が関係している場合は、歯垢や歯石を取り除くなど、歯ぐきの状態に応じた治療を行います。むし歯や歯のひび割れなどが原因の場合は、それぞれの状態に応じた治療が必要です。歯がしみる症状だけに対処するのではなく、原因を確認した上で適切な治療を受けることが大切です。➁知覚過敏への処置を受ける
知覚過敏によって歯がしみている場合は、しみる部分に薬剤を塗布するなどの処置を行うことがあります。症状や歯の状態によって対応方法は異なります。➂知覚過敏用の歯みがき剤を活用する
知覚過敏用の歯みがき剤には、歯に加わる刺激によって生じるしみる症状を軽減する成分が配合されているものがあります。症状に応じて毎日のセルフケアに取り入れる方法もあります。④強いブラッシングを避ける
力を入れて歯を磨くと、歯が削れたり歯ぐきが下がり、知覚過敏の症状が出ることがあります。歯ブラシを強く押し当てず、やさしい力で丁寧に磨くことを心がけましょう。⑤症状が続く場合は歯医者に相談する
セルフケアを続けても症状が改善しない場合や、痛みが強くなった場合は、歯医者へ相談しましょう。自己判断で対処を続けず、原因を確認することが大切です。歯がしみる場合は、症状を一時的に抑えるだけでなく、原因を確認したうえで対処することが重要です。歯周病が関係している場合もあるため、症状が続く場合は歯医者を受診しましょう。
3. 歯周病を予防するためのポイント
歯周病は初期には自覚症状が少ないことがあります。歯ぐきの腫れや出血などの変化に気を配りながら、毎日のセルフケアと定期的な歯科受診を続けることが大切です。①毎日の歯みがきを丁寧に行う
歯周病の原因となる歯垢(プラーク)を取り除くためには、毎日の歯みがきが大切です。強い力で磨くと歯ぐきに負担がかかったり傷がつく原因にもなるので力をいれすぎないように注意しながら優しく丁寧に磨きましょう。➁歯間ブラシやデンタルフロスを活用する
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に取り除けないことがあります。歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、歯ブラシが届きにくい部分も清掃しましょう。➂生活習慣を見直す
喫煙は歯周病のリスクを高める要因の一つとされています。お口の健康を維持するためにも、喫煙習慣がある方は禁煙について検討することも大切です。また、栄養バランスの良い食事や十分な睡眠を心がけ、日ごろから健康的な生活習慣を意識しましょう。
④定期的に歯医者を受診する
歯石は歯ブラシでは落とすことができませんが、歯石の表面はザラザラしており、細菌の温床となります。定期的にお口の状態を確認し、必要に応じて歯石の除去やクリーニングを受けることも歯周病の予防や管理につながります。自覚症状がない場合でも定期的に歯科医院を受診し歯や歯ぐきの状態を確認してもらいましょう。
⑤歯ぐきの変化を放置しない
歯ぐきからの出血や腫れ、口臭などが気になる場合は、歯周病が関係している可能性が高いです。気になる変化がある場合は、早めに歯医者へ相談しましょう。歯周病の予防には、毎日のセルフケアと定期的な歯科受診が必要不可欠です。歯ぐきの変化にも気を配り、気になる症状があれば歯医者で確認してもらいましょう。
4. 渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックの歯周病治療
渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックでは、患者さんの歯科治療に対する不安や痛みの負担をできる限り軽減するため、静脈内鎮静法を取り入れた治療を行っています。
静脈内鎮静法は、うとうとと眠っているようなリラックスした状態で治療を受けられるため、歯科治療に強い恐怖心がある方や、痛みが苦手な方でも治療への不安や緊張を和らげながら治療を受けていただけます。
歯周病治療においても、静脈内鎮静法を活用することで、歯石除去や歯周ポケット奥深くの清掃、進行した歯周病に対する外科治療まで、痛みやストレスをできる限り抑えながら処置を行うことが出来ます。歯周病による口臭の原因となる細菌や汚れを取り除いていく歯周病治療も、できるだけ負担の少ない状態で受けていただけます。
また、当院では静脈内鎮静法などを活用し、1回あたりの治療時間をしっかりと確保して、複数の治療をまとめて進める「短期集中治療」にも対応しています。仕事や育児が忙しく何度も通うのが難しい方や、海外から一時帰国中の方など、ライフスタイルに合わせて通院回数に配慮した治療計画をご提案しています。
歯周病やそれに伴う口臭にお悩みの方は、気になる症状をそのままにせず、まずはお気軽にご相談ください。患者さん一人ひとりのお気持ちやご事情に寄り添い、できる限り負担の少ない治療をご提案いたします。
まとめ
歯がしみる原因には、知覚過敏やむし歯、歯のひび割れなど、さまざまなものがあります。歯周病によって歯ぐきが下がり、歯の根元が露出することで、しみる症状につながる場合もありますが、歯がしみるからといって必ずしも歯周病が原因とは限りません。症状が続く場合は自己判断せず、原因を確認したうえで適切な治療やケアを受けることが大切です。歯がしみる症状や歯周病についてお悩みの方は、渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックまでご相談ください。
監修:~眠れる森の歯科~Dr.Lデンタルクリニック渋谷神泉 院長 鈴木麟太郎 Lintaro Suzuki
【学会・所属団体】 日本口腔インプラント学会 日本審美歯科学会 日本歯科麻酔科学会 点滴療法研究会 高濃度ビタミンC認定医