2026.10.28
歯周病で歯がぐらつく原因とは?ぐらつきが現れる時期と受診の目安を解説
歯周病が進行すると、歯ぐきの腫れや出血だけでなく、歯がぐらつくことがあります。これは、歯を支える骨や周囲の組織に影響が及んでいる可能性があり、放置せず状態を確認することが大切です。歯のぐらつきを放置すると、原因によっては状態がさらに悪化し、歯を失うリスクが高まる場合があります。歯をできるだけ長く残すためにも、ぐらつきに気づいたら原因を調べ、状態に応じた対応を受けることが大切です。今回は、歯周病で歯がぐらつく原因や現れる時期、受診の目安について、渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックが解説します。
1. 歯周病で歯がぐらつく原因
①歯を支える骨が減少する
歯周病が進行すると、歯の根を支える顎の骨が失われることがあります。歯を支える骨が減ることで歯を支える力が低下し、歯がぐらつきやすくなります。②歯ぐきが下がる
歯周病が進行すると歯を支える骨が失われることに伴い、歯ぐきが下がることがあります。歯ぐきが下がると歯が長く見えたり、歯の根元が露出する場合があります。歯を支える組織の減少によって歯のぐらつきが生じる場合もあります。③噛む力が特定の歯に集中する
歯を支える力が低下していると、普段の噛む力でも歯に負担がかかりやすくなります。噛み合わせによってのバランスが崩れ特定の歯に力が集中すると、ぐらつきが大きくなる場合があります。④歯ぎしりや食いしばりで負担が増える
歯ぎしりや食いしばりでは、歯に繰り返し力が加わりやすくなります。歯周病で支えが弱くなった歯では、こうした力によってぐらつきが大きくなる可能性があります。歯周病によるぐらつきには、歯を支える骨や組織の減少、噛む力などが関係するとされています。歯の動きを感じた場合は、原因や状態を確認するために歯医者を受診することが大切です。
2. 歯周病でぐらつきが現れる時期
歯周病は進行度によって症状が異なり、初期の段階から歯がぐらつくとは限りません。歯の動きは、歯を支える組織への影響が進むと現れることがあります。①初期はぐらつきを感じにくい
初期では、歯ぐきの赤みや腫れ、歯磨きの際の出血などがみられることがあります。一方で歯を支える骨への影響が少ない段階では、歯のぐらつきを自覚することはほとんどありません。②進行すると骨への影響が広がる
歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に溶けて失われていきます。歯周ポケットが深くなったり、歯ぐきが下がったりする場合もあります。③中等度以降では動きを感じることがある
歯を支える骨が減ると、噛んだときや舌で触れたときに歯の動きを感じる場合があります。ただし、歯のぐらつきの程度や症状の現れ方には個人差があり、歯周病が進行していても自覚症状が少ない場合があります。④さらに進行すると噛みにくさを感じることがある
ぐらつきが大きくなると、食事中に噛みにくさを感じる場合があります。噛んだ際に歯が動くなど、これまでと異なる感覚が生じることもあります。⑤自覚症状と進行度が一致しない場合もある
歯周病は目立った症状がないまま進行することがあります。歯のぐらつきをあまり感じていなくても検査で歯を支える骨の減少が確認される場合があります。歯のぐらつきは、歯周病が進行してから自覚される傾向があります。ただし、症状だけでは進行度をは判断できないため、出血や腫れなどにも注意することが大切です。
3. 歯周病で歯がぐらつく時の受診の目安
歯のぐらつきに気づいた場合は、痛みの有無だけで受診を判断しないことが大切です。歯周病以外の原因も考えられるため、歯医者歯科医院で状態を確認しましょう。①歯のぐらつきを自覚したとき
歯が動くように感じる場合は、歯医者を受診して状態を確認しましょう。繰り返し歯を動かすと周囲へ負担をかける可能性があるため、必要以上に触らないようにしましょう。②歯ぐきの出血や腫れが続くとき
歯磨きの際の出血や歯ぐきの腫れが続き、歯の動きも感じる場合は、歯周病が進行している可能性があります。症状が続く場合は歯科医院へ相談しましょう。③噛むと違和感や痛みがあるとき
食事の際に歯が動く感覚や、噛んだときに違和感や痛みがある場合も受診の目安の一つです。症状がある場合は無理に硬いものを噛まず、ぐらついている歯にできるだけ負担をかけないようにしましょう。④歯ぐきから膿が出るとき
歯ぐきから膿が出る場合は、歯の周囲で炎症や感染が起きている可能性があります。自分で歯ぐきを押して膿を出そうとしたり、無理に処置したりせずはやめに歯医者歯科医院で原因を確認することが大切です。⑤急にぐらつきが強くなったとき
短期間で歯の動きが大きくなった場合や、転倒や衝突などの外傷後にぐらつきが生じた場合は、歯周病以外の原因も考えられます。特に外傷による場合は歯や周囲の組織が傷ついている可能性があるためできるだけ早く歯科医院を受診しましょう。歯のぐらつきは、歯や歯ぐきの状態を確認する必要がある症状です。痛みがなくても様子を見続けず、ぐらつきや歯ぐきの変化に気づいた場合は、歯医者へ相談することが大切です。
4. 渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックの歯周病治療
渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックでは、患者さんの不安や痛みの負担をできる限り軽減するため、静脈内鎮静法を取り入れた治療を行っています。
静脈内鎮静法は、うとうとと眠っているようなリラックスした状態で治療を受けられるため、歯科治療に強い恐怖心がある方や、痛みが苦手な方でも安心して治療を受けていただけます。
歯周病治療においても、静脈内鎮静法を活用することで、歯石除去や歯周ポケット奥深くの清掃、進行した歯周病に対する最新の歯周病治療機器ブルーラジカルまで、痛みやストレスをできる限り抑えながら処置を行うことが出来ます。歯周病による口臭の原因となる細菌や汚れを取り除いていく歯周病治療も、できるだけ負担の少ない状態で受けていただけます。
また、当院では静脈内鎮静法などを活用し、1回あたりの治療時間をしっかりと確保して、複数の治療をまとめて治療を進める「短期集中治療」にも対応しています。仕事や育児が忙しく何度も通うのが難しい方や、海外から一時帰国中の方など、ライフスタイルに合わせて通院回数に配慮した治療計画をご提案しています。
歯周病やそれに伴う口臭にお悩みの方は、気になる症状をそのままにせず、まずはお気軽にご相談ください。患者さん一人ひとりのお気持ちやご事情に寄り添い、できる限り負担の少ない治療をご提案いたします。
まとめ
歯周病による歯のぐらつきが生じる背景には、歯を支える骨や周囲の組織への影響が関係している可能性があります。ぐらつきは歯周病が進行してから現れることがあり、痛みがなくても注意が必要です。歯が動く、歯ぐきの腫れや出血が続く、噛むと違和感があるといった場合は、痛みがなくても放置せず歯医者で状態を確認しましょう。
歯周病による歯のぐらつきについてお悩みの方は、渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:~眠れる森の歯科~Dr.Lデンタルクリニック渋谷神泉 院長 鈴木麟太郎 Lintaro Suzuki
【学会・所属団体】 日本口腔インプラント学会 日本審美歯科学会 日本歯科麻酔科学会 点滴療法研究会 高濃度ビタミンC認定医